「君たちはどう生きるか」を小5の息子からオススメされました

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「お母さんはどうかわからないけど、おれはいい本だと思った」

小5の息子がお年玉の残りで買ったこの漫画君たちはどう生きるか

息子にとって、そして私にとっても心の深い部分に大きなメッセージを残しました。

息子に「どんな話なの?」と質問したら、「いじめについてだった」と答えました。

そもそも息子が突然、漫画とは言えこんな分厚い本を、しかもお年玉をはたいて買ったので驚いたんです。

なんでも「校長先生がおススメしてたから」で、すぐに本屋で買い求める息子はなかなか素直なヤツです。

■漫画だけど「ノート」が挟まれている

何とも印象的な冒頭から漫画が始まるのですが、主人公コペル君(あだ名)が何かの壁に当たる度にこのノートが登場します。

ここだけは原作のままテキストで載せたということのようですが、この手の絵がすごくいいですね。

コペル君が、身近な大人である叔父さんからのノートを読む、その気持ちになれます。

私は少年ではなく(かつては)少女でしたが、大人である今、この叔父さんからのノートを読むことができるのはとても幸せだと思いました。

■生きることと物理的理論

この叔父さんからのノートはとても理論的に書かれています。

正直クドいなと思ったりするほどの長さ。

息子はこの本を長岡から小千谷へ帰る車の中で読み終えましたが、およそ40分で読み終えたとは思えません。

おそらく、いや、間違いなく叔父さんからのノートは飛ばして読んだなと思いました。だって私もちょっと飛ばしながら読んでしまったんですから。

■後から読み直したくなる

叔父さんからのノートには、人生において本当に重要なのかはわからないけど、ニュートンやナポレオンなどについてこと詳しく解説しています。

クドい文章なのに、読んでいるうちに頭の中が整理されていく感覚が気持ちいいです。

■いじめる人、いじめられる人

暴力を振るうすごく嫌な先輩がいて、友達がいじめの対象となり。

そんな時、自分はどうしたらいいのか?

それが描かれているのですが、時代背景がとても古いです。しかし、少年たちの気持ちが手に取るようにわかるのがとても不思議なところ。

息子は平成生まれの小学5年生ですが、きっと昔の人はこうだったんだな…と思いながら読めたと思います。

いじめは今も昔も同じだし、いじめられるきっかけもほとんど一緒ですね。

あと、昔の人の貧乏は比にならないものであり、お父さんとお母さんが揃って生きているのが珍しい…そんな事も知ったと思います。

■ーそれじゃあ、君はいつまでたっても一人前の人間になれないんだ。

私の心を揺さぶったのは、この叔父さんの言葉。

「もしも君が、学校でこう教えられ、世間でもそれが立派なこととして通っているからといって、ただそれだけで、いわれたとおりに行動し、教えられたとおりに生きてゆこうとするならば、
ーコペル君、いいか、ーそれじゃあ、君はいつまでたっても一人前の人間になれないんだ。
子供のうちはそれでいい。
しかし、もう君の年になると、それじゃあダメなんだ。」

ずっと目を背けていたことを、それじゃあダメとハッキリ言われた気がして「ハッ」とさせられました。

世間体とか、ネットでの評判とか、子育て論とか色々あるけど、一番大切なことは何か?

…やっぱり叔父さんからのノートは後から読み直したくなるものです。

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まとめ

これは学校のいじめの問題だけじゃなくって、生きる上で何度も読み直していきたい一冊だと感じました。

大げさなようだけど、フワフワした叔父さんからの鋭いメッセージが、グイグイ来るんですよね。

息子はまだコペル君の気持ちしか分からないかも知れないけど、大人になれば叔父さんの気持ちもわかるはず。

どちらも味わえるなんて、息子はラッキーな少年です。

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プロフィール
raako

40代主婦、夫と子供と3人暮らし。
ウェブライターとして生きています。
脱縮毛矯正をして第2の人生を歩んでいます。

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